
「Chief Imformation Officer」の略であり、日本語訳すると「最高情報責任者」。
会社の経営戦略に基づき、最適な情報戦略を考案・企画する情報システム部門の最高責任者です。CIOの下にシステム開発部長がいる場合もあれば、兼任していることもよくあります。
子会社やグループ会社が多い場合は、それも頭に入れつつ中・長期的に情報戦略化を実行していかなくていけませんのでかなりハードな業務になってくるでしょう。巨大な企業であればある程、負担量も増していくのが普通です。
まさにIT投資の司令塔と呼べるポジションです。社内SEの最終キャリアとしてここを目指している方も多いはずです。
CIO以上のキャリアパスは普通はありませんが、子会社などの情報システムの統括も していきます。
レアケースではそのまま在籍企業の社長になることもあるかも知れません。

転職により大手人材派遣会社のCIOに就いたばかりのDさん。
社長は元々営業畑の出身で、ITに関してはあまり明るくない。同社のCIOは社長直下ではなく経理・財務責任者の下に置かれているポジション。
CFOが毎日のように社長とのネゴに苦労しているのを見ると、直属の上司が社長にならなかったことにやや安心感を憶えてしまうのは恥ずかしながら本音でもあったりする。
業務効率化、経費削減の為にシステム投資を優先してくれるCFOと、情報システムを未だに非生産部門と捉えがちな社長。だったらCIOなんてポジションはまだ置くなよ…と思ってしまうが、これが日本のCIOの現実でもあるのかも知れない。
不満はこれくらいにしておいて、自分がやるべきCIOとしての業務に力を入れたいところ。営業会社にありがちな"ITリテラシーの低さ"をクリアしつつ、業務を最大限に効率化・コスト削減ができるシステムの企画を社内SEのメンバーと構築していかなくてはいかない。あと5〜10年は目いっぱい働いて、やっと理想の姿に持っていけるかな…というところか。先は長い。